エピソードⅨ サイパンマーメイド時代
『リゾートダイビング♪短パンTシャツダイビングの落とし穴・・・』
実際は産卵というより出産なんですが詳しくはお店で!例年6月後半から7月上旬です。お楽しみに♪
欧米人にありがちな短パン・Tシャツでのダイビング!車から降りて、チャチャと準備して潜る姿はカッコいいですね、サイパンでのガイド時代、よくLAULAUビーチでそんな光景を目にしてました。 がっ!寒がりな僕はサイパンでも5mmのワンピースでガイドしてました。
ある日、ポイントに着いてブリィーフィングを済ませ、器材を降ろし準備をしていると、『あれっ?俺のウエットが・・・まぁ、みんなの器材準備すると出てくるだろ・・・』 と思いながら器材を配りながら車の荷台を見ても、出てこない・・・ 〝まさか!?〟 お店に忘れてるではないですか? マイクロビーチの風に気持ち良さそうにユラユラと揺れているのが想像されます。トホホ
まさか自分の忘れ物でお店まで帰るわけにもいかず、人生初の、短パン・TシャツでのダイビングへGO~!『大丈夫ですか~?・・・』というお客さんの心配をよそに、おっ!いつもより身軽!楽だ~、俺ってアメリカンみたいじゃん~なんて能天気なテンションも束の間。。。だんだん体は冷えてきて、、、
〝今日はいつもより水温低くねぇ?〟 〝変わりません。〟 〝ガ~ン〟
〝お客さんのエアーは?〟 〝全然余裕です。〟 〝ガ~ン〟
〝テンション上げる大物は?〟 〝いつもと変わらないのんびりした海です〟 〝ガ~ン〟
と頭の中でくだらん思いが駆け巡り、震えながらエキジット。。。お店に戻りロギングを終え仕事がひと段落、体が冷えまくり、トイレから離れられません。。。
そんな俺を笑いながら社長が一言 『欧米人とは体が違うんだよ!』 おっしゃる通りです。。。
駄目ですね、ウエットスーツ着ないと (^ ^;)
お店を始めてから、毎年夏に来られるリピーターさんが、短パン・Tシャツで潜るんですが、強者ですね~